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●アロマセラピーの古代史

・ 古代エジプト
紀元前4500年頃、エジプト人はすでに香水を使っていました。

遺体の防腐処理にもシダーウッドオイルなどの香油を使用したという記録が残されています。

古代ギリシアの医師で「医学の父」と呼ばれているヒポクラテスは、「健康への道は毎日アロマバスに入り、アロママッサージを受けることだ」と述べています。


・ ヨーロッパ
十字軍によってヨーロッパにバラが伝えられ、人々はその花びらをオリーブオイルに浸け、芳しい香りを保存しました。

14世紀のヨーロッパでは、松(パイン)を路上で焚いたり、芳香性の植物を床に撒いて伝染病を予防しました。

15〜17世紀にかけて、精油の抽出法や使用法を説明した植物療法に関する本がヨーロッパ全土で出版されました。

19世紀には精油が薬として幅広く用いられるようになり、薬局では多くの芳香素材が見られました。

何世紀もの間、この植物薬が伝染病から身を守る方法として主に使われていたのです。

シダー、シナモン、フランキンセンス、ジュニパー、ラベンダー、ローズマリー、ローズ、セージといった精油についての研究が続けられ、カユプテ、チャービル、ネロリ、バレリアン、パインなどの新種の精油が開発されました。

香水の製造や精油の蒸留業はフランスのグラースで発展し企業化されていきました。


「アロマセラピー」という言葉を最初に使ったのはフランス人科学者“ルネ=モーリス・ガットフォセ”です。

彼は、実験中に起きた小さな爆発によって、片手に大やけどを負いました。

その手にラベンダーの精油を塗ってみると、火傷の治りが早く傷跡も残りませんでした。

このことからエッセンシャルオイル(精油)を用いた療法の研究を重ね、1928年「アロマセラピー」というタイトルの著書が出版されました。